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    偽警官、金塊6億円奪う 職務質問装い、組織的犯行か 福岡市博多区の路上

    • 2016.12.14 Wednesday
    • 16:00

    福岡市博多区の路上で今春、約6億円相当の金塊(約120キロ)が盗まれる事件が発生していたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。犯人グループは警察官風の衣服を着用し、職務質問を装う手口で金塊を盗んでいったという。県警はこの衣服をすでに押収。用意周到な手口から暴力団などの組織が関わっている可能性が高く、福岡県警は組織的な巨額窃盗事件として捜査を進めている。(12月14日 西日本新聞  から)
     

    偽警察官による現金強奪事件でまず思い浮かべるのは、やはり三億円事件でしょうか。(なお、この事件では強盗罪ではなく窃盗罪になるそうですが)。


    さて、上記の事件は偽警官ですが、本物の警察官がおこした強盗事件として国家賠償法の重要判例に挙げられているのが「川崎駅非番警察官強盗殺人事件」です。

     

    【事件の経緯】
    生活費に窮した警視庁の警察官Aが、非番の日に、警察官の制服制帽を着用、同僚の巡査から盗んだ拳銃を携帯の上、川崎市へ赴き駅前で呼び止めたBをスリの疑いがあるとして駅前交番に連行、Bの所持していた現金等を証拠品として受け取り、本署への連行途中にBの隙を見て預り品を持ち逃げしようとしたところ、Bが「泥棒!」と叫んだので拳銃で射撃し金品を携帯の上逃走した。死亡したBの遺族が、国家賠償法1条1項によって東京都を相手取って損害賠償を起こした

    公務員が「自己の利をはかる意図をもってする場合でも、客観的に職務執行の外観をそなえる行為をしてこれによって、他人に損害を加えた場合には、国又は公共団体に存在賠償の責を負わしめ」るという外形標準説によることを明らかにしたとされます。

     

     

    国家賠償法
    第一条 国又は公共団体の公権力の行使に当る公務員が、その職務を行うについて、故意又は過失によつて違法他人に損害を加えたときは、国又は公共団体が、これを賠償する責に任ずる
    2 前項の場合において、公務員に故意又は重大な過失があつたときは、国又は公共団体は、その公務員に対して求償権を有する

    昭和31年11月30日 最高裁判所第二小法廷 判決
    判例集等巻・号・頁 民集 第10巻11号1502頁


    【判示事項】
    国家賠償法第一条にいう公務員が職務を行うについて違法に他人に損害を加えた場合にあたるものとされた事例。
    【裁判要旨】
    巡査が、もつぱら自己の利をはかる目的で、制服着用の上、警察官の職務執行をよそおい、被害者に対し不審尋問の上、犯罪の証拠物名義でその所持品を預り、しかも連行の途中、これを不法に領得するため所持の拳銃で同人を射殺したときは、国家賠償法第一条にいう、公務員がその職務を行うについて違法に他人に損害を加えた場合にあたるものと解すべきである。

     

    ちなみに、もし上記事件が本物の警察官でない人間が盗んだ制服制帽を着用して強盗を行った場合にはどうなるでしょう?

     

    JUGEMテーマ:行政書士

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